ジャガーミシンとミシン伝来

ジャガーミシンとミシン伝来

ジャガーミシンは戦後世代のミシンメーカーで、会社設立後まもなくの1952年に国内で初となる家庭用ジグザグミシンの開発に成功して、1960年代にはミシン輸出第一位となり新興メーカーのジャガーミシンはこれをきっかけに大きな成長を遂げていきます。

 

日本のミシンメーカーはジャガーミシンの戦後創業に比べ、100年近くの長い間創業しているメーカーがありますが、そもそも日本にミシンはいつどのように伝わったのでしょうか。

 

最も古い記録は、1854年に幕末の時代が変わるきっかけとなったペリーの2回目の日本来航のときに、その当時の将軍である十三代目家定にミシンを送ったと書き記されています。
その頃のアメリカではミシンが商品化された時期でペリーは将軍に最先端の機械をプレゼントしたのです。
そして日本で初めてミシンを扱ったのが将軍家定の奥方である天璋院、つまりあのTVドラマでお馴染みとなった篤姫と言われています。

 

1854年のミシン伝来から160年。
ジャガーミシンは新たな時代を縫い続けていきます